薬剤師が損をしない転職先はドラッグストア?調剤薬局?病院?

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2020年には、薬剤師の3割は失業すると言われていまして、これは大学の薬学部が増えていることと、登録販売者制度が出来たことが原因とされていますが、本当でしょうか?

単純に薬学部が増えたからと言って薬剤師が増えるかといいますと、そうではなく国家試験に受からない薬剤師浪人が増えるだけなんです。

結局、薬学部もだんだん定員割れにより、廃部になっていくわけです。

それから、登録販売員ですが、これは様々な業態で、2類、3類の薬品が販売される事になった為に出来た制度で、薬剤師本来の仕事とは違う分野ですね。

やはり、薬剤師といえば調剤がメインであり、各薬品の症例も多く熟知している、国家資格を持った専門職なんです。

ただ、最近の傾向として薬剤師は、コミュニティー能力も必要とされているようですので、専門外の勉強も必要になっているようです。

そんな薬剤師ですが、今後、損をしない転職先はドラッグストアか、調剤薬局か、病院かということで順番に紹介します。

病院薬剤師

まず病院薬剤師ですが、医薬分業によって、病院勤務の薬剤師の役割は大きく変わり、病棟にいる患者さんに対しての、薬学的な観点でのケアをするようになりました。

そこで、病院薬剤師の主な仕事内容は、入院患者向けの「内服薬」と「注射薬」の調剤という2つに別れてましたが、これからは、患者さんに対してこれから飲む薬の服用法や副作用について説明する「服薬指導」も大事な業務の一つになります。

最近では、「チーム医療」の推進ということで、薬剤師もその一員としての役割を担っています。ただ全ての医療機関でこの「チーム医療」うまく機能しているかといいますと、まだまだそうでないのが現実にあります。これは「チーム医療」に慣れていない医師や看護師が多くいることに原因があります。

それでも多くの病院では、形なりにも「チーム医療」が勧められてまして、薬剤師は医師や看護師に薬についての情報を提供する医薬品情報活動も行われてますので、取り扱う医薬品も多く、より一層の専門的な知識が求められるようになり、その仕事内容はより複雑化、高度化しています。

そんな需要を受けて出てきたのが、「専門薬剤師」という資格でして、いわゆる薬のエキスパート的存在ということです。それは、専門領域の医学や医療の知識、薬物治療の高度な知識と技能を持っている薬剤師ということでして、医療の前線での活躍という事になりますので、心身共に負担が大きい事は覚悟して望んでください。

このように、チーム医療制度により業務が増える一方で、その地位と役割は低く、診療報酬の削減が進むと見られる将来では、真っ先に減給になる可能性のあるのが、今後の病院薬剤師です。

それでも病院薬剤師は人気があり、理由として医療に携わる一人としての自覚の現れで、どんなに大変な現場での仕事でも常にキャリアを積んで、患者の為に尽くす奉仕の精神によるものです。

結果として、病院薬剤師は損得を度外視して、奉仕の精神で取り組む場であるのです。

調剤薬局

調剤薬局の主な仕事内容としは、病院やクリニックを受診した際に渡される処方箋に従い医薬品を調剤し、患者さんにその薬についての分かりやすい説明をすることです。

この中で、「鑑査」と呼ばれる、処方箋に不備がないか確認することや、「服薬指導」と呼ばれる、薬の保存方法や用法について説明することは、調剤薬局の重要な役割となります。

又、管理薬剤師となると、レセプトの集計や医薬品の在庫管理などを把握する業務もこなさなくてはなりません。この管理薬剤師に関しては、何の資格も必要としませんので、会社側の判断でその職が与えられます。

薬剤師の就職先で最も多い調剤薬局ですが、門内薬局が認められ、平成28年度の診療報酬改定では、特定の病院からの処方箋が集中しがちな門内薬局の調剤報酬を低く設定することもきまりました。

このことは、今までの門外薬局の失敗を意味する制度改革でして、今後の門外薬局は門内への異動を余儀なくされることでしょう。

そんな調剤薬局ですが、病院勤務に比べて休暇が取りやすく給与も高めですので、いわゆるワークバランスの点で優れています

そのため結婚や出産で一時医療現場から離れた女性薬剤師が多く活躍していますし、将来、自分の薬局を開店させたいと考えている方にとっては、絶好の勉強場所でも有ります。

ドラッグストア

調剤施設の無いドラッグストアでは、レジ打ち、品出し、レジ打ち、納品、レジ打ち、発注、レジ打ち、 ということで、レジ打ちが主業務になっている所もおおくあります。

しかも残業は多く、22時までの勤務は当たり前だったりしますので、その分、給料もいいわけです。

では調剤施設併設のドラッグストアは、といいますと、コチラは調剤業務が主な仕事になりますので、レジ打ちなどの仕事は基本ありません。

しかも、「かかりつけ薬局制度」に於ける調剤報酬を診療報酬改定で積み増したので、給料面でもその恩恵を受け、何処よりも高給になっています。

結果として、患者側側からしてみれば、一番身近な専門家ということもあり、専門の薬品以外に健康食品などの知識も必要となりますが、今後最も頼りにされる存在になることでしょう。

その他

公立の病院薬剤師は公務委員になりますので、生涯賃金も良く、残業もそれほどありません。

ただ、募集件数が少ないことと、若い時の給料が少ないのが欠点です。

製薬会社は、最も狭き門でして、相当の学力が無いと入れませんし、多くは大学院からの就職先になっています。

まとめ

結局、薬剤師が損をしない転職先は、調剤施設併設ドラッグストアということになりますが、残業は覚悟しておいてください。

何しろ、「かかりつけ薬局制度」により、24時間体制にということになりますし、政府によって推進されていくセルフメディケーションにおいても、最も大事な位置にいるのですから。

そして、何よりもドラッグストアが良いのは、転勤がないことがあげられます。

自宅の近くの店に勤務希望を出して、そこでの採用が決まれば、転勤の希望を出さないかぎり、異動はないのです。

一時間以上の通勤経験のある方でしたらお解りでしょうが、通勤だけでストレスになりますし、疲労にもなります。

それが無いと言うのはどんなにありがたいことか、是非実感してださい。

私ごとですが、今現在、自転車で通える所に勤務してますが、本当に心身共に楽です。

つい2年ほど前まで、1時間半もかけて満員電車で通勤してたのがウソのように気分が楽になっていますし、自分の時間も多く取れて、本当に良かったと感謝しています。

これも転職エージェントのおかげです。

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